google-site-verification=D2Xz34fyPX9061O65ECf3pzvA8cARIvxShZHBcKX6xI
top of page

補陽剤について

  • 執筆者の写真: 伝統鍼灸 渓風院
    伝統鍼灸 渓風院
  • 2023年4月17日
  • 読了時間: 2分

今回は、補陽剤についてご紹介します。


補陽剤は陽虚(ようきょ)に対する方剤です。

※陽虚とは・・・身体の陽気が減ること


身体の陽気に関わる臓腑は主にこの三つです。

心、脾胃、腎


その中でも、腎陽虚が主体となります。





■腎陽虚とは?

腎の臓の陽気が虚哀し、身体を温めることができなくなって起こる状態。




■腎陽虚に見られる症状

悪寒や手足が冷える

元気がない

腰や膝の痛み

流産しやすい

男性ではインポテンツ

女性では性欲欠乏や不妊

夜間尿



■より詳しい症状


尿の回数や量が増え、無色透明な尿が出ます。

それも冷えると増加するのが特徴です。


性欲が低下し、男性では勃起力が弱くなり、

精液も水のように色が薄く粘稠度が低くなり、射精後に倦怠感や身体の冷えが増悪する傾向があります。


女性では月経が遅れたり、経血の色が薄くなったりします。陽虚の程度が強いほど、手足の冷えの程度と範囲が拡大します。


〈程度〉

手先足先が冷える

手首や足首まで冷える

肘や膝近くまで冷える



■体に出てくるツボの反応



〈背中のツボ〉

腎兪、志室、気海兪、大腸兪・膀胱兪・胞肓


〈お腹のツボ〉

大巨の冷えと虚の反応が頭者(特に右側)


〈手足のツボ〉

陰谷

復溜

大渓

照海

湧泉

これらも、虚と冷えが強く出現してきます。


〈脈〉

遅脈や弱脈、枯脈のこともあります。

特に尺中で顕著となります。


〈舌〉

舌は色褪せが強く、湿潤傾向

紅舌(ベロが真っ赤)を呈する場合もあります。


〈顔〉

腎の部位(あご周囲)が白く色抜けたり、ツヤがなくなったり、黒くくすんだようになることもあります。

 
 
 

Comments


古い医学書

伝統鍼灸 渓風院

​◎ご予約・問い合わせ

TEL  :070-9029-3453

​◎所在地

熊本県熊本市中央区水前寺1丁目32−28トレゾアマンション水前寺503
※JR「水前寺駅」南口より徒歩4分
※ 市営電鉄線「国府駅」徒歩6分

​◎規約事項等(POLICY)

​SNS各種(SOCIAL LINKS)

Instagramロゴ写真
  • 伝統鍼灸 渓風院LINE
  • 伝統鍼灸 渓風院facebook

© 2022 by 渓風院

bottom of page